Victorian Opal Diamond Ring

SOLD OUT

蒸し暑い日が続いています。
以前にご紹介した日の光で美しく色変わりするヴィクトリアンリングをお値打ち価格でご紹介させて頂きます。
色が遊び戯れているかのように石の内部で虹の色彩を放つオパール。
青、緑、赤などの光が入り混じり神秘な色の世界を作り出します。

オパールはシェークスピアや詩人ボードレールの作品の中で幻想的で個性的な美しさの象徴として変幻自在の形容詞として登場します。
ボードレールの『月の悲しみ』 にもオパールが登場します。とっても素敵な詩ですので機会があれば是非目を通して見て下さい。

「今宵、月はいつもにもまして力なく夢を見る、それは一人の美女のように、幾つものクッションの上、眠りに就く前に、ぼんやりと軽い手つきでその胸の輪郭を撫でている。

柔らかな雪崩の艶やかな背の上で、息絶え絶えに、長い恍惚に身をゆだね、花咲くように空へと立ち上がる。白い幻影に向けてその目を彷徨わせる。

時折この星の上に、無為の物憂さのため彼女が秘かな涙を滴らせるとき、眠りの敵である敬虔な詩人はその手のくぼみにこの青ざめた涙を受けとり、 オパールの破片のような虹色の輝きのもとそれを太陽の眼から遠く離れた自分の心の中に置く。」

ロマンチックにオパールを表現した詩の美しさにうっとりとします。

今回ご紹介するリングもオパールを中心にその周りを星屑のようにセットされた４つのダイヤモンドがまるで小惑星のように散りばめられオパールを更に引き立てています。

石を支えるシャンクは古代ギリシャの柱の装飾を始めウィリアム・モリスの作品に至るまでヨーロッパにおいて最も息長く普遍的に用いられたアカンサスの葉のエングレイヴィング。
ディテールに富んだローズゴールドのシャンクとダイヤモンドの星に浮かぶ様にセットされた青や緑の強い色調のオパールに存在感を感じるリングです。
太陽の輝きと共にお手元でオパールの美しい色の世界を楽しんで頂けるリングです。

素材:ゴールド

オパール: 4mm×5mm

サイズ#14.5（サイズ直し可）
※2週間程お時間を頂きます。
※サイズ直し後の返品は不可となります。ご了承下さい。