2015/05/02 12:47

今からうん十年前、インターネットの無い時代、中学受験を


して入学した私立の女子校では海外から帰国したばかり

の帰国子女を試験的に通常の定員より増やして学年の3分

の1ほどにするという実験的な事をした学年でした。

言わずもがな想像は出来ると思いますが、封建的なお嬢様

学校と思われている女子校でそんな実験をするともちろん

一風変わった学年になる事はわかりきった事です(汗

今でも卒業した学校では私の卒業年を”悪魔の学年”と

呼んでいるらしいのですが、普通に厳しい中学受験を

経験した私は塾で勉強の毎日から解放されてアメリカや

ヨーロッパから帰国したばかりの友人達に影響されて

イギリスやアメリカのポップミュージック(当時は放送

されている番組や情報も少なく神奈川テレビのアンテナを

立てて洋楽番組を見たり、土曜日のベストヒット USA という

番組を見て海外の音楽を楽しんでいました。

また当時アメリカの" seventeen" という若者に大人気の

雑誌を新宿の紀伊国屋書店で買い、お年玉をもらうと今度は父に

頼んでクレジットカードで年間購読をして英語がわからないながらも

夢中で毎月届くアメリカの文化に夢中になっていました。

そんなアメリカの雑誌でいつも素敵だなぁ。。。と思っていたのが

今回ご紹介していたカレッジリングや高校を卒業するときに作る

クラスリングです。

卒業の時期になると様々な宝石店が雑誌に広告を出していて広告に

必要な情報を書いて小切手を同封してリングが出来上がると送られて

くるメールオーダーの広告だったと思います。

大人になってこういったエピソードを思い出させるようなお品に出会う

とついつい購入をしてしまいます。

私にとってカレッジリングは若い頃のアメリカへの憧れの思い出の

お品です。