Georgian Emerald Diamond Cluster Ring

SOLD OUT

ジョージ王朝時代の18世紀後期に英国で製作されたと思われるエメラルドのリングです。
萌え出るようなエメラルドの柔らかなグリーンが歳月を経て、黒ずんだシルバーを背景に鮮やかに浮かび上がります。周囲を縁取るダイヤモンドも瑞々しい輝きの上質の石が使われています。
石座部分は表面がシルバー、裏面にゴールドを貼り合わせたクローズトセッティングになっており、裏側にはこの時代特有の菊の花のような放射状の刻み模様が施されています。
彫金細工の技が映える繊細な作りのシャンクと指の円みにしっくりと沿う装着感の良さは実際に嵌めた人にだけ分かるジョージアンのリングの醍醐味です。
エメラルドは古来、南米のマヤ文明やアステカ文明を築き上げたインディオたちによって聖なる石としてあがめられていました。16世紀以降スペインの攻略によってコロンビアのエメラルドがヨーロッパにもたらされるとその美しさからたちまち人気を得て、スペインに莫大な富をもたらす重要な交易品の１つとなったのです。
ルーペで拡大するとエメラルドのファセットにごくごく小さなチップが認められますが、肉眼では殆ど気になりません。200年以上の時を経てなお良好なコンディションを保ち、当時の世界貿易の縮図を垣間見せてくれる大変希少なリングです。
ジョージアンと呼ばれるこの１８世紀後期から１９世紀始めに作られたアンティークジュエリーは作られてから２００年ほども経っている為に良好な状態で残っている物は非常に少なく世界のマーケットでも高額です。今回のリングは偶々国内のコレクターさんが手放されたお品で海外のお値段に比べとてもリーズナブルです。稀少なジョージアンリングを手にして頂くチャンスです。


素材：エメラルド
　　　ダイヤモンド
　　　ゴールド
　　　シルバー

エメラルド：縦5.5mm 横4.7mm
サイズ＃11号（サイズ直し可）
　※サイズ直し後のキャンセルは不可ですので
　 ご了承下さいませ。