Russian Antique Rose cut Diamond Earrings

SOLD OUT

息を飲むほど大きくそして美しいローズカットダイヤモンドのロシアンアンティークのピアスです。大きさ、ローズカットの程よい厚み、オリジナルのクローズトバックのフォイルやオリジナルのコンディションの良さとアヤメの花を具象化したフルール・ド・リスの枠。リバーバックと言う一体化した裏から閉じる金具。19世紀末に作られたとは思えない美しさの堂々とした迫力の
あるローズカットダイヤモンドのピアスです。アメリカのショーで出会って意気投合し、毎回私の好みのジュエリーを覚えていてくれて、時々忘れた頃に急に電話やテキストメッセージを送ってくれるロシア人の業者さんからこのピアスはきました。
随分と以前に仲良くなり、一年に何度か会っても会わなくてもびっくりするような素晴らしいお品を誰に見せるよりも早く出してくださるヨーロッパやアメリカの業者さんが何人かいます。海外に住んでいないのに誰よりも早く新しい商品を見せてもらえる特権。その理由は私がずっと心がけてきた雷の様に早くお金を払う事。ヨーロッパやアメリカのジュエリー業者の中の慣習でもある30Daysと言われる商品の後払いでなく直ぐに商品の購入を決めた途端に支払いをするのです。多くの業者さんは私がこのような大きなローズカットやオールドカットのジュエリーを好んで仕入れるのを知っていて、海外の業者さんの間で値段が上がってよく聞いて見たら皆私に売ろうと思い競っていた！などと笑えないこともありました。ショーに行って皆に買われる前に！朝の骨董市に早起きをして他の誰かに買われる前に！と競って良いお品を探していたことが今は嘘のような時代です。それでもだいたい大きなオールドカットのダイヤモンドは呼ぶように私の手元に順調に来ているような気がします。 COVIDの影響か少しアンティークジュエリーの業者さんは弱気です。正直今回のこのような見事なグッと来るタイプのダイヤモンドのピアスはライバルの多いアメリカのショーなどで見つけると恐らく私は平気で2万ドルかそれ以上で購入していたと思います。COVIDの影響で悪いことだけではなく少しは良いことが無いと。。。と思っていましたが高額ですが普段より少しリーズナブルなロシアンアンティークの大粒ダイヤモンドのピアスはいつか素晴らしいローズカットのピアスを手にしたい！と言う方にお勧めです。ちなみにローズカットとは古くから、１９世紀まで流行したカットで先がバラの蕾のように尖ってバラの花びらの重なる様子に似ているのでローズカットという名前では呼ばれ１９世紀に作られたこのローズカットを使ったダイヤモンドジュエリーのほとんどはフォイルバックというダイヤモンドの裏側をお椀状にした金属の枠に銀のフォイルを入れて閉じたセッティングが主流でした。当時はロウソクの光の夜会などで驚くほど輝いたと思われ、今でも夜の外の街灯の光などで何気なくつけていたローズカットのリングに目をやるとその光に心奪われることが多いのです。このように大粒でオリジナルのコンディションを保った素晴らしいローズカットダイヤモンドのピアスは年に一度も出ないと思います。良いものを一つというお客様には心からおすすめしたい逸品です。

素材：
ゴールド
ローズカットダイヤモンド (approx mm / mm)
モチーフ全体 (approx 5.8mm x 11.7mm)
ローズカットの大きさ　Total 約３ct